ブラッドストーン
ブラッドストーン
《Bloodstone》
和名 | 血玉髄
・血星石
・血石
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モース硬度 | 7 |
主な産地 | ボンベイ スッコットランドラム島 シベリア オーストラリア ブラジル ブハラ |
ことば(誕生石) | 献身(すべてをあなたに) 勇敢 |
メッセージ(星座石) | 知性と勇気 沈着 聡明 |
種類 | 石英種ジャスパーの部類で緑色に赤斑が あるものをブラッドストーンとよぶ |
ことば | |
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モース硬度・・宝石の抵抗力1~10まで。10はダイヤモンド、中心的基準の5はクォーツ(水晶)
ブラッドストーンのパワーは・・・
・集中力が高まる
・流産をまるがれる
・詐欺にあわない
・自分のしゃべることはどんなことでも信用させることができる
(愛の告白、プロポーズ、仕事などのプレゼンテーション)
緑色の中に赤い血潮のしたたるような点々の不思議な輝き。
古くから多くの人々に愛されてきました。
オランダの言い伝えでは、この石を持っていると権力者の怒りを
鎮めることができる、自分のしゃべることはどんなことでも
信用させることができるといわれています。
ヨーロッパでは古くから血止め、清血など血液に関係するものが多く、
戦場を切り抜ける勇者の守護石だったことが多くの文献や
資料に残されています。
ブラッドストーンは冷静沈着を意味することから
取引の交渉時に持っていると
詐欺にあわないと言われています。
《ブラッドストーンの伝説》
「キリストの血から生まれた献身の石」血玉髄伝説 |
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ブラッドストーンのことを別名(ヘリオトロープ)ともいいます。
古い呼び方でプリニウス(1世紀)の時代からすでに多くの書物に
登場しています。
中世の伝説には、キリストが十字架にかけられた時に、その血が偶然
足元の緑の石にかかり、キリストが蘇り昇天したあとに、
血が点々とした石はブラッドストーンになっていたともいわれています。
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ひまわり(ヘリオトロープ)伝説 |
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ギリシア神話にも同じ名前の(ヘリオトロープ)という植物の話があり、
花言葉は、宝石と同じ「献身」です。
この植物と鉱物のヘリオトロープはセットでよく登場してきます。
石のヘリオトロープと植物のヘリオトロープの汁で身体をこすると
他人には自分の姿が見えなくなる。
(レオナルドゥス『宝石の鏡』)などです。
植物のヘリオトロープの起源は・・
ギリシャ神話によると、清純なクリティの恋人は太陽神ヘリオス。
ヘリオスはアポロンの命令で太陽の車を操る御者ですが、
ある日心変わりをして、とうとう戻ってきませんでした。
クリティは太陽が駆け抜ける大空を見上げるばかりでした。
悲しみと絶望のあまり空を仰いだまま息絶えたクリティは
紫色のヘリオトロープになってしまいました。
ヘリオトロープはギリシャ語で「太陽の方を向くもの」の意味です。
この話はヘリオスがアポロンに変化して、アポロンとクリティの
「ひまわり伝説」に変化したものが一般的に知られています。
クリティの花伝説も、キリストの血石伝説も、地上の絶命を天上に
つなぎ空を仰いだというイメージが共通点といえます。
命と引き換えに誕生したヘリオトロープだから、
花言葉も宝石ことばも共に「献身」なのでしょう。
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